先天性耳介変形とは
生まれながらに耳の形が変形している状態です。
多くの場合、生まれつき耳の軟骨や筋肉に異常があり、耳の変形が生じます。
耳介変形の種類

耳介変形には様々な種類があります。以下に代表的な変形を示します。
折れ耳
耳が折れ曲がっている状態で、生後早期であれば装具による治療が効果的です。装具による治療で改善しない場合、手術による治療を行います。
埋没耳
耳の軟骨が皮膚の下に埋まっている状態です。生後早期であれば装具による治療が効果的ですが、装具による治療で改善しない場合、折れ耳と同様に手術による治療を行います。
絞扼耳・小耳症
耳の軟骨・皮膚の一部または大部分が不足している状態で、装具による治療効果はなく、手術が必要となります。
耳介変形の治療

装具の形は症例によって異なります
耳の軟骨は生後すぐは柔らかく、その後硬くなります。耳が柔らかい時期に装具を用いて矯正を行うことで良好な形態を得られる場合があります。
矯正の効果がなかった場合や矯正の適応のない変形に対して、手術による治療を行います。
埋没耳・折れ耳・立ち耳は早くとも5歳前後、小耳症は11歳前後で手術をすることが多いです。